竹竿の最大の魅力は、その感度の良さです。魚の動きや引き、さらには水面下の動きをウキを通して感じることができるため、釣り初心者でもその醍醐味を実感しやすいです。
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釣り味を楽しむ竹竿の魅力
竹竿は、ただの釣り道具ではありません。釣り人と自然を繋げる「生きた道具」として、その魅力は計り知れません。竹竿ならではの微細な感度、魚とのやり取り、そして伝統的な美しさが、釣りをより深く、より感動的なものにしてくれます。今回は、竹竿の特性や魅力、さらにへら竿の誕生と歴史についてご紹介します。
竹竿とは?
竹竿は、伝統的な釣り竿で、へらぶな釣りに使用されることが多いです。手に伝わるその感触は、ウキの動きや魚のアタリを細かく感じ取ることができます。竹竿は、現代のカーボン竿とは異なり、自然素材の竹を使った独特のしなやかさを持ち、釣りを行う際に微細な感覚を楽しめます。
竹竿の特性
繊細なアタリを感じる感度

魚とのやり取りがダイレクトに感じられる
竹竿は、竿の弾力や引きを手元で直接感じることができ、魚の重さや力強さをダイレクトに感じられ、リールを使う釣りとは違う醍醐味を味わえます。
美しいデザインと手作り感
竹は自然素材のため一本一本が一点物であり、使い込むほどに風合いが増し、伝統工芸品としての美しさを持ち、見た目にも非常に魅力的です。特に竹竿は、自然と調和した釣りを楽しむための道具として、釣り人に深い愛着を与えます。
一点物、一つとして同じものがない
職人による手作りであるため、一本一本が唯一無二の存在です。最適なその特別感が釣り人の心を引き寄せ、より一層釣りを楽しませてくれます。
竹竿とカーボン竿の違い
竹竿とカーボン竿は、それぞれ異なる特性を持ち、どちらを選ぶかは釣りのスタイルや目的に応じて決まります。
竹竿の良さは、繊細な釣り味や自然とのつながりを大切にする釣り人にとっては、非常に魅力的で特別な道具となります。
竹竿
- 感度が高い
- しなやかで柔軟
- 伝統的で美しいデザイン
- 魚の引きをダイレクトに感じる
- 一生モノとして使える
- 一点物と出会える喜び
カーボン竿
- 軽量で扱いやすい
- 高い強度でパワフルな引きにも対応
- 扱いやすく、メンテナンスが簡単
- 感度は竹竿より劣ることも
- コストパフォーマンスに優れる
- たくさん釣りたいとき
へら竿の誕生と歴史
へら竿の創始者と言われる竿五郎は大正13年に2代目竿正の弟子となりチヌ竿を作っていたが、出入りをしていた竹材店に高野竹(スズ竹)があるのに目を付け、 これを使用して初めてへら竿を完成させた。
九州・四国・紀州の標高700~900mの地域にのみ生息する高野竹は細いわりに肉厚がある為に張りがあり、へら竿としてこの上ない素材だったのである。 紀州へら竿を語る上でその高度の技術力も忘れてはならない。
矢竹・真竹そして高野竹と組み合わされて出来るへら竿は、グラスファイバーやカーボンなどの科学繊維で作られた軽量で簡便な竿の台頭により幾度となく清滅の危険にさらされた。
しかし時代を超えて今なお生き残っているのは、そうした科学の竿では味わうことの出来ない釣り味の妙があるからである。その裏には匠たちの妥協を許さないこだわりと常に上を目指す絶え間ない努力があった。 それはまた「へら師憧れの竿」としての地位を築いた今日でも息づいているのである。
そして高度の技術を持った匠の技と良材の高野竹を有する橋本市がへら竿の出発地として全国に名を轟かせる事となった。
自然は生きている。 だから自然との語り合いには匠の命が宿った生きている竹を使ってもらいたい。